"件"で終わる4文字の名詞

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言葉松川事件
読みまつかわじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1949(昭和24)福島県の松川駅で発生した列車転覆事件。
 8.15東北本線の松川駅~金谷川(カナヤガワ)駅間で旅客列車が脱線転覆し3人の乗務員が死亡。
犯人として9人の国鉄労組員(赤間勝美:19歳ら)と11人の東芝松川工場労組員が検挙される。
1950(昭和25)福島地方裁判所で死刑5人を含む有罪判決があったが、1963(昭和38)最高裁判所では全員無罪となる。

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言葉森戸事件
読みもりとじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)国家権力が大正デモクラシー運動に干渉した筆禍(ヒッカ)事件。
1919(大正 8)末、東京帝国大学経済学部の助教授森戸辰男が「経済学研究」創刊号に「クロポトキンの社会思想の研究」を掲載。上杉慎吉(シンキチ)教授・天野辰夫ら右翼団体興国同志会がこれを危険思想として宣伝、罷免を要求。1920. 1.(大正 9)東大を官僚の養成機関として考えていた政府は、朝憲紊乱(ビンラン)により森戸と編集発行人の大内兵衛助教授を起訴・休職。

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言葉横浜事件
読みよこはまじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)第二次世界大戦中の官憲のでっちあげによる言論弾圧事件。
発端は、1942(昭和17)神奈川県特高警察が、雑誌「改造」に掲載された政治評論家の細川嘉六の論文「世界史の動向と日本」を共産主義の宣伝として治安維持法違反により検挙し、『改造』を発禁処分としたこと。
この時、細川が所持していた郷里富山県泊(トマリ)温泉の一枚の写真に慰労で招待した中央公論社員らが写っていたことから、日本共産党再建の陰謀ありとして7人を逮捕(泊事件)。
さらに、1944. 1.29(昭和19)「改造」・「中央公論」の編集者らが検挙され、中央公論社・改造社・日本評論社・岩波書店などの編集者約60人が相次いで逮捕された。同年7月、「改造」・「中央公論」に廃刊命令。
過酷な取調べによって獄死者4人を出し、1945(昭和20) 8.29~ 9.15、約30人が有罪判決を受けた。
1945(昭和20)治安維持法の廃止により全員が大赦。

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言葉永田事件
読みながたじけん
品詞名詞
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意味

(1)軍部の派閥争いから、1935(昭和10)陸軍省内で統制派の永田鉄山軍務局長が、皇道派の相沢三郎中佐に刺殺された事件。
このころ、謄写版による怪文書が乱れ飛んでいた。
1936(昭和11)皇道派の青年将校が二・二六事件を起す遠因となった。

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言葉沢柳事件
読みさわやなぎじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1913(大正 2)京都帝国大学で起った大学教官の人事権をめぐり総長と教授会が紛争した事件。
「京大事件」とも呼ぶ。

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言葉津山事件
読みつやまじけん
品詞名詞
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意味

(1)1938. 5.21(昭和13)未明、岡山県の山奥の集落で発生した30人殺害事件。
苫田郡(トマタグン)西加茂村(ニシカモソン)大字行重(ユキシケ)字貝尾部落に住む都井睦雄(トイ・ムツオ)(1917. 3. 5~1938. 5.21)が20歳の徴兵検査で肺結核によって丙種合格となり、回りから冷たくされ犯行を計画。後日、猟銃・日本刀などを用意して決行。犯行後に自殺。

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言葉滝川事件
読みたきがわじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1933(昭和 8)文部省が京都帝国大学法学部教授の滝川幸辰(ユキトキ)を共産主義的であるとして休職を強行、教授会や学生が組織的に抵抗した運動。
1933(昭和 8)4月に滝川の著書『刑法講義』(1926)・『刑法読本』(1932)が発禁となり、斎藤実内閣の文部大臣鳩山一郎は 4.22京都帝大総長小西重直(シゲナオ)に滝川の罷免を要求、法学部教授会の反対を無視して5月に休職処分にする。
教官の任免は教授会に委ねられてきた慣行の否認に対し、法学部教授31名全員が辞表を提出。これを支持して法学部学生や他学部・他大学の教官・学生の大学自治擁護運動に発展する。
結局、小西総長は辞任し、松井元興が総長に就任して教官団は分裂し、学生も弾圧を受ける。滝川は免職、佐々木惣一・宮本英雄・森口繁治・末川博が免官(辞職)、その他教授ら14名が辞職する。
1913(大正 2)の「沢柳事件」に続き大学の自治は崩壊した。
「京大事件」とも呼ぶ。

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言葉環境条件
読みかんきょうじょうけん
品詞名詞
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意味

(1)環境の状態

(2)the state of the environment

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言葉甘粕事件
読みあまかすじけん
品詞名詞
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意味

(1)1923. 9.16(大正12)関東大震災の厳戒令下、東京憲兵隊分隊長大尉甘粕正彦(マサヒコ)らが無政府主義者大杉栄とその妻伊藤野枝、および甥の橘宗一を外出先で連行し、殺害した事件。つじけん(朝鮮人虐殺事件),おおしまじけん(大島事件)

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言葉生麦事件
読みなまむぎじけん
品詞名詞
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意味

(1)1862(文久 2. 8.)。
薩摩の島津久光が江戸からの帰途、横浜の生麦村で行列の前方を騎馬で横切ったイギリス人を殺傷した事件。

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言葉皖南事件
読みかんなんじけん
品詞名詞
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意味

(1)1941. 1.(昭和16)中国東部の安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)南部で、国民党軍が長江(揚子江)以北へ移動中の新四軍(シンシグン)を攻撃して大損害を与えた事件。

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言葉砂川事件
読みすながわじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1955~1957(昭和30~昭和32)東京都北多摩郡(キタタマグン)砂川町(現在:立川市)の軍事基地撤回闘争。
1955. 5. 8(昭和30)東京砂川町で立川基地拡張反対総決起大会が開催。鳩山一郎内閣は拡張予定地の強制収用を通告。1956.10.(昭和31)地元反対派・支援労組・学生らデモ隊が警察隊と激しく衝突し、1千名以上の負傷者を出した。
1957. 6.27(昭和32)基地拡張のため砂川町で強制測量を開始。
1957. 7. 8(昭和32)測量を阻止するデモ隊の一部が基地内に立ち入り、 9.22刑事特別法違反で23人を検挙、うち7名が起訴され、裁判において日米安全保障条約の合憲性が争われた。
「砂川闘争」とも呼ぶ。

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言葉神戸事件
読みこうべじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1997(平成 9)神戸市で発生した連続児童殺傷事件。
酒鬼薔薇聖斗(サカキバラ・セイト)と名乗る14歳の少年による犯行だった。

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言葉福島事件
読みふくしまじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1882(明治15)福島県で行われた自由民権運動に対する弾圧事件。
明治政府の意を受けた福島県令三島通庸(ミチツネ)は、県会を無視して強制労働を含む大土木工事などの施策を推進。自由党の県会議長河野広中を中心に自由党員・農民が県政反対運動を展開して衝突。政府および三島は政府転覆を企てたとの理由で、河野以下2,000人を逮捕し、徹底的に弾圧し福島自由党は壊滅。
河野広中・花香(ハナカ)恭次郎ら6名は内乱を計画したものとして処罰された。

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言葉秩父事件
読みちちぶじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1884.10.31(明治17)埼玉県秩父の窮迫した農民など数千人が武装蜂起した事件。
地租軽減・借金の年賦返済・学費節減・村費や雑収税軽減などを要求して、郡役所・警察・高利貸しなどを襲撃し秩父郡一帯を掌握した。しかし軍隊と警官隊が出動し、約10日間にわたる抵抗ののち鎮圧された。
「秩父騒動」とも呼ぶ。

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言葉竹橋事件
読みたけばしじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1878. 3.23(明治11)近衛砲兵第1大隊の兵士260余名がおこした反乱事件。
西南戦争の恩賞が下士・兵卒になく減給まであったが、その不公平を訴えても将校が取り上げず、竹橋兵営の兵士は三添卯之助・小島万助らに指導され、大隊長・週番士官を殺害して蜂起(ホウキ)。大砲を引き出し、参議大隈重信の屋敷に発砲。直ちに鎮圧されて死刑53名・准流刑118名。
事件後、軍人に対し陸軍卿山県有朋の名で軍人訓誡(クンカイ)が発布され、「軍人勅諭(チョクユ)」の先駆となる。
「竹橋騒動」とも呼ぶ。

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言葉紫衣事件
読みしえじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)江戸幕府が皇室の行為に干渉した事件。
1627(寛永 4)将軍徳川家光・後水尾(ゴミズノオ)天皇の時、皇室から大徳寺・妙心寺(ミョウシンジ)の僧侶七十余人に賜った紫衣を、幕府が『禁中並公家諸法度』を盾に京都所司代板倉重宗(シゲムネ)に命じて取り上げた。しかし、大徳寺の沢庵(タクアン)、妙心寺の単伝(タンデン)・東源(トウゲン)らは幕命に従わず、沢庵は出羽の上山、単伝は陸奥の由利、東源は津軽に流された。
後水尾天皇は逆鱗し譲位を申し出、結局、629(寛永 6.11. 8)譲位し院政を始める。また事件の処理をめぐり、幕府方の崇伝は権勢をふるった。
天皇の和歌「あし原や しげらばしげれ おのがまゝ/とても道ある 世とは思はず」。

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言葉綏遠事件
読みすいえんじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1936.11.14(昭和11)内モンゴル独立指導者の徳王(De Wang)(トクオウ)が日本の関東軍の援助を受けて綏遠省に侵入し、綏遠省主席の傅作儀(Fu Zuoyi)(フ・サクギ)が率いる中国軍に撃退された事件。
徳王は関東軍参謀総長東条英機の指導を受け、蒙古軍総司令部を組織し、五月に挙兵して百霊廟鎮(Bailingmiao Zhen)に進出。11.14綏遠に攻撃を開始し、11.18壊滅的な打撃を受け、11.23拠点の百霊廟鎮が陥落して敗走。
これが中国全土に伝えられて、中国の抗日運動を高める結果となった。
関東軍の華北(北支)分離工作の一つ。また、ソ連の影響で赤化することを遮断する目的もあった。山内豊紀(ヤマウチ・トヨノリ)を顧問とし、直接の指揮は田中隆吉参謀(中佐)が当たった。
12. 3田中参謀は百霊廟の奪還を企図したが、12. 9逆に日本人機関員19人が虐殺された。

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言葉腰巻事件
読みこしまきじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)1901(明治34)白馬会第6回展で、裸体婦人像が警察署の指示で腰から下に布を巻いて展示されたこと。

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言葉花岡事件
読みはなおかじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)第二次世界大戦末期、強制連行された中国人労働者の反乱蜂起とその鎮圧事件。
秋田県北秋田郡花岡町(現:大館市<オオダテシ>)の鹿島組(現:鹿島<カジマ>)花岡事業所の中山寮に986人収容されていた中国人労働者は、同鉱山の拡張準備のため花岡川の水路変更工事(河川工事)で働かされ、重労働・食糧不足・虐待などで死者が相次いでいた。
1945. 6.30(昭和20)夜、耐えかねた中国人労働者が一斉に決起し、監視役の日本人鹿島組補導員3人と親日中国人1人を殺害して収容所を集団逃亡。憲兵隊・在郷軍人団・警防団らと数日間闘い、鎮圧され連れ戻される。逮捕後の拷問による死者を含め113人が死亡。首謀者と目された12人は懲役刑などの判決を受けた。
「花岡鉱山事件」とも呼ぶ。

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言葉証拠物件
読みしょうこぶっけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)法廷の前で提示され、証拠を示す間に言及される物または言明

(2)an object or statement produced before a court of law and referred to while giving evidence

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言葉赤旗事件
読みあかはたじけん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)明治後期におこった社会主義運動弾圧事件。
1908. 6.22(明治41)大杉栄・荒畑寒村ら社会主義者によって東京神田の錦輝館(キンキカン)で同志の山口義三出獄歓迎会が行なわれた。終了後に「無政府共産」と書かれた赤旗を掲げ屋外行進しようとして堺利彦・大杉ら十数名が検挙され、うち十名が禁固に処せられた。
「錦輝館事件」とも呼ぶ。

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言葉通化事件
読みつうかじけん
品詞名詞
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意味

(1)1946. 2. 3(昭和21)中国東北地方の吉林省(Jilin Sheng)(キツリンショウ)の旧満州の通化で起きた、八路軍(共産党軍)の司令部を国府軍(国民党軍)らが襲撃した事件。
関東軍の元脱走将兵や元警官、民間の若者などの日本人も蜂起したが武器が少なく、また情報が漏れていて敗北。日本人約一千人が犠牲となった。
「二・三事件」とも呼ぶ。

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言葉阿片事件
読みあへんじけん
品詞名詞
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意味

(1)1919.12.31(大正 8)阿片局主事の小畠庄二郎(オバタ・ショウジロウ)が関東州内の普蘭(フラン)店に行くと称し、阿片入りのトランクを持って無検査で長春行きの列車に乗ったが、発車間際にトランクを奉天(ホウテン)送りに変更させる。そしてトランクの合鍵を同じ列車に乗った前樺太長官の平岡定太郎(ジョウタロウ)に渡し、その現場を巡査に捕り押えられる。
翌年、野党により択殖局長官古賀廉造(レンゾウ)とその腹心関東庁民政局長中野有光(アリミツ)による阿片の密輸出ではないかと追及される。

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言葉霧社事件
読みむしゃじけん
品詞名詞
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意味

(1)1930.10.27(昭和 5)台湾の高砂族(タカサゴゾク)(タイヤル族)約1,200人が台湾能高郡(台湾中部山地)霧社で蜂起した抗日決起事件。
当時の日本の理蕃政策に対して反乱を起こし、日本人136人を殺害。鎮圧のため台湾基隆(キールン)重砲兵大隊が出動し、12月26日撤退。高砂族の死者938人、蜂起した者で生き残ったのは2百数十人であった。高砂族も約200人が抗議の自決。
翌1931(昭和 6)台湾総督石塚英蔵(エイゾウ)が引責辞任。

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言葉鹿地事件
読みかじじけん
品詞名詞
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意味

(1)在日米軍の諜報機関による小説家鹿地亘(カジ・ワタル)の不法監禁事件。
1951.11.25(昭和26)から行方不明になっていた鹿地が突然帰宅し、1952.12. 7(昭和27)在日米軍の諜報機関に監禁されていたと発表。
キャノン機関(Z機関)の存在が明らかになった。

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