(1)平安末期・鎌倉前期の戯画絵巻。甲巻・乙巻・丙巻・丁巻の四巻から成る。京都府京都市の高山寺(コウザンジ)の所蔵・国宝。 擬人化されたカエル・サル・ウサギなどの動物を生き生きと描いた墨画(白描画)で知られる。 丙巻は、裏表に描かれていた10枚の絵を江戸前期に裏と表の2枚にはがされ、巻物に仕立て直されたもの。 「鳥獣戯画」とも呼ぶ。
さらに詳しく