(1)舟引き網の一種。 袋網の両方に長い袖網を付けた引き網を、船首と船尾から長く突き出した桁(ケタ)の先端に結び付け、風力や潮力などを利用して海底を引き回し、魚やエビなどを捕るもの。 スクリューを使用しないため、海底のアマモ(甘藻)などを傷付けない長所がある。 底引網の前身で、明治期から全国で行われたが、平成期では北海道野付湾のホッカイシマエビ漁に使われているのみ。 「うちせあみ(打瀬網,打ち瀬網)」とも呼ぶ。
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