"覺"で終わる言葉

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言葉縁覺
読みえんがく
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)仏の教えによらずに自ら涅槃(ネハン)を悟(サト)り、静寂を好みそれを他人に説かない聖者。
十二因縁を悟ったことと、またさまざまな外縁から悟ったことの二面から「縁覚」と、師なくして仏の教えによらずに独自に涅槃を悟ったことから「独覚(ドッカク)」という。
独覚は、仲間をつくって修行する部行独覚と、麒麟(キリン)の一角のごとく独(ヒト)りで道を得る麟角喩独覚とに分けられる。
大乗仏教ではこの立場(縁覚乗)を自己中心的なものと考え、利他の菩薩と区別し、縁覚乗を声聞乗とともに小乗と呼び、菩薩の下位・声聞(ショウモン)の上位とする。
漢訳から「独覚」、音写から「辟支仏(ビャクシブツ)」とも呼ぶ。

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