"砒"がつく読み方が5文字の言葉

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言葉酸化砒素
読みさんかひそ
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)三酸化二砒素(As2O3)。無味無臭白色の常温で安定した猛毒粉末。天然にはアルセノライト(arsenolite)(砒石)として産出。
硫砒鉄鉱(FeAsS)を空気中で焼いて製造(亜砒焼き)。少量を強壮剤などの医薬品に、また殺虫剤・防腐剤にも用いられる。ガス脱硫剤・ガラスの色消し・媒染剤など工業原料ともなる。
20℃で水100グラムに約2グラム溶けて亜砒酸(アヒサン)となる。
飲むと腹痛・嘔吐を起し、心臓が麻痺して死にいたる。致死量は0.06~0.2グラム。
古来、毒殺に用いられている。
「三酸化砒素」,「無水亜砒酸」,「亜砒酸」,「白砒」とも呼ぶ。
英名は”diarsenic trioxide”,”arsenic sesquioxide”。

(2)五酸化二砒素(As2O5)。白色の無定形粉末。 砒素または三酸化二砒素を濃硝酸で酸化し、500℃で加熱して脱水し得られる。 潮解性で水に溶けて砒酸(H3AsO4)となる。強熱すると酸素を失い三酸化二砒素になる。 三酸化二砒素に比べて毒性は弱く、遅効性である。 「無水砒酸」とも呼ぶ。 英名は”diarsenic pentaoxide”。

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