(1)浄瑠璃『壇浦兜軍記(ダンノウラカブトグンキ)』の三段目の口の通称。 堀川御所で畠山重忠・岩永左衛門が、遊女で平景清(タイラノカゲキヨ)の恋人の阿古屋から、景清の行方(ユクエ)を探り出そうとして琴・三味線・胡弓(コキュウ)を弾かせ、その音色で詮議(センギ)する見せ場。 単に「琴責」とも呼ぶ。
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