(1)打ち合せて鳴らす、二本の四角の細長い棒。 堅い木を削ったもので、打ち合せしやすいように心持ち真ん中が膨らみ、端に穴があって紐(ヒモ)で二本は繋(ツナ)がっている。打ち合せると甲高い音が響く。 拍子を取ったり、劇場の幕の開閉の合図や、夜回り・火の用心の警戒、紙芝居(カミシバイ)の触れ込みなどに使用される。 「柝(キ)」とも呼ぶ。
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