(1)飛鳥時代、日本海方面の蝦夷(エゾ)征討のため越後国に設けられた前進基地。 木柵で囲まれた城柵で、柵戸(キノヘ,サクコ)と呼ばれる一種の屯田兵的な民が守備していた。 647(大化 3)信濃川右岸に設置。現在の新潟市沼垂(ヌッタリ)付近と推定されている。 廃止の時期は不明だが、 712(和銅 5)出羽国が設置されて間もなく廃止された。 「ぬたりのさく(渟足柵)」とも呼ぶ。
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