(1)東京都あきる野市(旧:五日市町)で織られる黒色無地の厚手の絹織物。 経糸(タテイト)にくらべ緯糸(ヨコイト)がやや太い。 男子の袖口(ソデグチ)や襦袢(ジュバン)の掛襟(カケエリ)などに用いる。 「五日市(イツカイチ)」,「黒八」とも呼ぶ。
(2)黄八丈の一種。 スダジイの樹皮から採(ト)った染料で染めた黒色を主色に、黄色や鳶色の糸を加えて織り上げたもの。 「黒八」とも呼ぶ。
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