(1)飛鳥時代、日本海方面の蝦夷地(エゾチ)経営のため越後国に設けられた基地。 木柵で囲まれた城柵で、柵戸(キノヘ,サクコ)と呼ばれる一種の屯田兵的な民が守備していた。 648(大化 4)設置。現在の新潟県村上市岩船の岩船神社付近と推定されている。 廃止の時期は不明だが、 712(和銅 5)出羽国が設置されて間もなく廃止された。 「いわふねのさく(磐舟柵)」とも呼ぶ。
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