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言葉 | 滝川事件 |
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読み | たきがわじけん |
品詞 | 名詞 |
カテゴリ |
意味
(1)1933(昭和 8)文部省が京都帝国大学法学部教授の滝川幸辰(ユキトキ)を共産主義的であるとして休職を強行、教授会や学生が組織的に抵抗した運動。
1933(昭和 8)4月に滝川の著書『刑法講義』(1926)・『刑法読本』(1932)が発禁となり、斎藤実内閣の文部大臣鳩山一郎は 4.22京都帝大総長小西重直(シゲナオ)に滝川の罷免を要求、法学部教授会の反対を無視して5月に休職処分にする。
教官の任免は教授会に委ねられてきた慣行の否認に対し、法学部教授31名全員が辞表を提出。これを支持して法学部学生や他学部・他大学の教官・学生の大学自治擁護運動に発展する。
結局、小西総長は辞任し、松井元興が総長に就任して教官団は分裂し、学生も弾圧を受ける。滝川は免職、佐々木惣一・宮本英雄・森口繁治・末川博が免官(辞職)、その他教授ら14名が辞職する。
1913(大正 2)の「沢柳事件」に続き大学の自治は崩壊した。
「京大事件」とも呼ぶ。
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