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言葉たたら製鉄
読みたたらせいてつ
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)古代から行われている、たたら(蹈鞴)で送風して行う和鉄製錬法。
原料の砂鉄と木炭を炉に入れ、たたらで送風して約1,300度以上に熱して精錬する。
近代に用いられたベッセマー転炉に比べ、マンガン・リン・硫黄などの含有量が少なかった。
朝鮮から伝来して中国地方(奥出雲)で発達し、明治中期まで日本の産鉄量の6割を産出していた。
現在もこの製法で作られた玉鋼(タマハガネ)は日本刀や神社の和釘などに用いられる。
近年まで「けら押し」,「たたらぶき(踏鞴吹き,踏鞴吹)」と呼ばれていた。

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