(1)男子の髪の結(ユ)い方の一つ。 髪を頭頂で束ね、根元から組緒(クミオ)で巻き上げ、刷毛先(ハケサキ)を茶筅状に散らしたもの。 室町末ころに始まる。 江戸時代、武士や医師などが結った。医師は組緒の部分を短めにする。
(2)女子の髪の結い方の一つ。 切髪(キリカミ)の一種で、刷毛先を後頭部から頭頂部に向け、茶筅状に散らしたもの。 江戸時代、京坂地方の未亡人が結った。
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