"硯"がつく言葉

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言葉硯友社
読みけんゆうしゃ
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)明治中期の、近代日本最初の文学結社。
1885. 2.(明治18)大学予備門の学生であった尾崎紅葉が中心となり、山田美妙(ビミョウ)・石橋思案(シアン)・丸岡九華(キュウカ)らと結成。当時流行していた政治小説に対して芸術主義を標榜(ヒョウボウ)。同年5月回覧雑誌「我楽多(ガラクタ)文庫」(のち「文庫」と改題)を発行、1888(明治21)市販。
のち川上眉山(ビザン)・巌谷小波(イワヤ・サザナミ)・江見水蔭(スイイン)・広津柳浪(リュウロウ)らが参加。紅葉門下の泉鏡花(キョウカ)・小栗風葉(フウヨウ)・柳川春葉(ヤナガワ・シュンヨウ)・徳田秋声(シュウセイ)・大橋乙羽(オトワ)らが台頭。
伝統的な江戸文芸に近代的な写実性を加え、明治20~30年代には文壇の中心勢力となり、いわゆる硯友社時代を現出する。
しかし自然主義文学が興隆して次第に衰微、1903.10.(明治36)紅葉の死とともに解体した。

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言葉雄勝硯
読みおがつすずり
品詞名詞
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意味

(1)宮城県石巻市東部の雄勝地区で産出する雄勝石(オガツイシ)から製した硯。
室町時代から始まる。

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