"盧"で終わる言葉

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言葉賓頭盧
読みびんずる
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)禿頭(トクトウ)。また、その人。

(2)釈迦(シャカ)の弟子、十六羅漢(ラカン)の第一。 コーサンビーの優填王(ウデンオウ)の大臣の子。婆羅門(バラモン)出身。 阿羅漢果(アラカンカ)を得て神通力に優れていたが、それ以上に説法に優れていたので獅子吼(シシク)第一とも呼ばれた。しかし、神通力をもてあそんで釈迦に呵責(カシャク)された。仏勅を受けて釈迦の入滅後も涅槃(ネハン)に入らずに西瞿陀尼州(サイクダニシュウ)摩利支山(マリシセン)で衆生(シュジョウ)の救済につとめたという。その他にも種々の伝説がある。 小乗仏教寺院では上座とされる。中国の晋(シン)の道安法師が夢に見た伝説から、禅寺では聖僧として食堂(ジキドウ)に白髪と長眉(チョウビ)の姿で示される像を安置した。 日本では本堂の外陣(ゲジン)・前縁などにその像を安置し、病人が自分の患(ワズラ)っている箇所と同じ部分を撫(ナ)でるとその病気が治(ナオ)ると信仰されている。 「御賓頭盧(オビンズル)」,「御賓頭盧様」,「賓頭盧尊者(ソンジャ)」,「撫で仏(ナデボトケ)」とも呼ぶ。

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