(1)フランスの哲学者・社会学の創始者(1798~1857)。 フランス革命後の混乱した市民社会の危機に際し、実証的な社会科学を通して社会秩序の再建を主張。人類の知識の発展は神学的・形而上学的・実証的の三段階にわたるとし、実証主義による社会学体系を創始・確立する。 晩年は宗教的になり”la religion d’Humanite(人類教,人間教)”を唱える。 著書は『実証精神論』・『実証哲学講義』・『実証政治体系』など。
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