(1)領空侵犯を未然に防ぐため、進入する航空機に対して、国籍識別・位置確認・飛行指示などを行う空域。 各国で独自に設定しているが、おおよそ領土の外周4~5百キロメートル圏。さらに外側には哨戒線が設定されている。 圏内に入る航空機は事前に通過位置・通過予定時刻を報告し、国籍確認などが行われる。通告なくして侵入すると国籍不明機と判断され、迎撃戦闘機が緊急発進(スクランブル)する場合もある。 略称は「ADIZ」。
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