(1)古墳時代中期以降から使われた古代の鎧(ヨロイ)。 鉄板の小札(コザネ)を組み糸や革紐(カワヒモ)でつづり合せて作ったもの。金銅製もあった。 5世紀ころ、朝鮮から渡来。 8世紀ころには革製も現れる。 平安時代には唐の裲襠(リョウトウ)に似た布帛(フハク)製も作られて儀礼用の武装となり、実用性は失われた。 「挂甲(ケイコウ)」,「うちかけよろい(打掛鎧,挂甲)」とも呼ぶ。
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