薊
読み | あざみ |
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ローマ字 | azami |
品詞 | 名詞 |
カテゴリ |
(1)キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)アザミ属(Cir-sium)の総称。種類は多く約200種、日本には約60種。北半球の温暖~寒帯、海岸~高山に広く分布する。ほとんどは多年草だが二年草もある。 高さは0.5~1メートル。葉は大形で深い切り込みがある鋸歯(キョシ)または羽状に裂け、鋭い刺(トゲ)が多く、裏面に毛を密生するものもある。多くのものは秋に開花し、小さな管状花が多数集まった半球形の頭花で、通常紅紫色・淡紅色まれに白色、横または下向きに咲くものが多い。 ノアザミは本州以南に分布し、頭花は直立で春~夏に咲く。花屋で売られているドイツアザミはノアザミの改良されたもの。 オニアザミはトゲアザミとも呼ばれ、中部地方北部・東北地方に分布し、濃紫色の頭花はうなだれ、初夏~秋に咲く。 サワアザミはオンナアザミとも呼ばれ、山の沢沿いの湿った土地に生え、1~2メートルにもなる。 フジアザミは山地の川原や崖に生え、大形で8~10月に10センチ近くの花を咲かせる。富士山の近くに多いのでこの名がある。 ハマアザミは海岸の砂地に生え、頭花は直立し、7~9月に咲き、葉に強い光沢がある。根はゴボウのような形と香味からハマゴボウとも呼ばれる。 ナンブアザミは中部地方以北の山地に生え、夏~晩秋に咲く。 一般に根の食べられるものが多く、モリアザミは畑地に栽培されている。味噌漬けや醤油漬けになって観光地で売られているヤマゴボウは、このモリアザミの根で、本来のヤマゴボウの根は有毒で商陸(ショウリク)と呼ばれる生薬に使われている。 アザミゴボウはヨーロッパ産で、牧場のキャベツとも呼ばれる。 タイアザミの根は煎じて強壮薬・解薬・利尿薬となる。 「刺草(シソウ)」とも呼ぶ。
(2)中国の戦国七雄(Zhanguo qiguo)の一国、燕(Yan)(エン)の都。 現在のペキン(北京)の地。
「薊」の読み、意味、画数、同義語といった基本的な情報から、文字の持つイメージや難しさ、暗号化や語呂合わせ、ダジャレまで様々な情報を提供しています。
"薊"の難しさ
字の分かりやすさ | 7 | |
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薊という言葉は非常に簡単な漢字を使っている言葉です。一番難しい漢字でも、「薊」で、小学校1年生で習う常用漢字です。 ※苗字に使われている漢字の難易度(修学年)をもとに判定しています。 |
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書きやすさ | 7 | |
ササっと書ける書ける万人に優しい言葉です。書きやすさだけでなく見た目に優しい印象を与えるためいろんな意味で得かもしれません。 ※苗字に使われている漢字の画数の多さにより判定しています。 |
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読み易さ | 4 | |
薊の読み方毎に難易度を判定しています。 薊は"あざみ"と読みます。 読み方がそれほど普通ではないため、誰にでも簡単とは言えません。パソコンでも変換されないかもしれません。 ※使われている漢字とその読みが一般的かどうかで判定しています。 |
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