太山

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(1)中国華北地区北東部、山東省(Shandong Sheng)(サントウショウ)の中央部、省都済南(Jinan)(サイナン)の南方、泰安県(Tai’an Xian)(タイアンケン)の北方にある、中国第一の名山。主峰の玉皇頂(Yuhuangding)は標高1,524メートル。 中国五岳の一つで、東に位置することから「東岳(Dongyue)」とも呼ばれ、古来から最も重要視され崇拝されている。 秦・漢時代から歴代朝廷の天子が即位すると諸侯をここに会して、封禅(ホウゼン)の儀式(天地を祭る儀式)を行った。 また、後漢(ゴカン)のころ、人の生命を支配する泰山府君(Tai-shanfujun)(フクン)の居所とされ、道教信仰の中心地となっている。 山中は名勝古跡に富み、玉皇祠(Yuhuangci)や、碧霞元君(Bi-xiayuanjun)(ヘキカゲンクン)(泰山府君の息女)を祀(マツ)る本廟など寺廟も多い。 「タイシャン」とも呼ぶ。

総画数
 7画
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