"庄"で始まる2文字の言葉

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言葉庄園
読みしょうえん
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)奈良時代から戦国時代まで存在した、田地を中心とした私的所有地。〈墾田地系荘園(初期荘園)〉
 743(天平15)墾田永世私財法により墾田の私有が認められると、初期荘園が発生し寺院などが公民を雇って墾田を開墾・耕作させた。また墾田を買収して集められた荘園もあった。〈寄進地系荘園〉
10世紀になると、国司や郡司の収奪から逃れるために在地の有力者は自分の土地を名義上、中央の権門・寺社にその荘園として寄進し、自らはその荘官となり権門・寺社を本所・領家と仰ぎながら実質的権益を留保した。寄進者は権門・寺社の保護の代償として、年貢・公事(クジ)・夫役(ブヤク)など一定の貢納物や労働力を提供した。寄進先は摂関家や院・皇室・大貴族に集中し、摂関政治や院政の経済的基盤となった。〈荘園整理令〉
10世紀初頭の醍醐天皇から12世紀前半の白河・鳥羽院政期にかけて荘園整理令がしばしば出されたが効果がなく、逆に11世紀半ばには全国的に荘園が増加し荘園制が発展した。〈荘園の消滅〉
鎌倉時代以降は武士が台頭し守護・地頭に侵略されて次第に衰退、16世紀末の太閤検地によって消滅した。

(2)中国の南北朝ころ、王侯貴族の別荘とその付属農地として始まる。

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言葉庄川
読みしょうがわ
品詞名詞
カテゴリ
意味

(1)岐阜県北部から富山県西部を流れる川。長さ115キロメートル、流域面積1,180平方キロメートル。
岐阜県北部の飛騨高地の烏帽子岳(エボシダケ)付近に源を発し、北流して新湊市(シンミナトシ)で富山湾に注(ソソ)ぐ。
上流には御母衣(ミホロ)ダム・鳩ヶ谷ダム・椿原ダムなど多くの発電用ダムがある。
上・中流域には秘境と呼ばれた白川郷(シラカワゴウ)・五箇山(ゴカヤマ)の山村があり、下流は礪波平野(トナミヘイヤ)を形成。

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