カエサル暗号
文字を置き換えることで元の文章を分からなくする換字式暗号の一つ。ここではカエサル暗号・シーザー暗号についての解説と事例、解読方法や自動変換機能の提供を行っています。カエサル暗号自動変換
暗号化したい文章
文字
カエサル暗号とは
カエサル暗号とは紀元前50~60年にローマで作られたとされる、暗号理論上もっともシンプルで、広く知られた暗号のひとつで、シーザー暗号、シフト暗号ともいう。名前から推察される通り有名なのローマ皇帝カエサルまたはシーザーが考案した暗号と言われています。
この暗号は、全ての文字を同じだけ「あいうえお順」「いろは順」「アルファベット順」に後ろ又は前にずらすという暗号(カエサルによって発明された当時は3文字ずらして利用されていた)。また数字や記号についてはそのまま残す方式が一般的。
13文字ずらしたものを"ROT13"とも呼ぶ。呼称は英語の "Rotate by 13 places" の略。
カエサル暗号の例
あんごうかいどく |
↓ |
いあざえきうばけ(1回移動) |
↓ |
ういじおくえびこ(2回移動) |
カエサル暗号の解読方法
カエサル暗号の解読はそれほど難しくない。地道に一文字ずつずらして暗号文を解読していく何かく解ける。
カエサル暗号のもととなる表についてカエサル暗号では辞書順となっているが、主に考えられる表のパターンを以下に挙げる。
辞書の順番にアルファベットを移動させる。大文字と小文字は別の表として扱う。
いわゆる五十音表を順に移動させる。促音(っ)、拗音(ゃ、ゅ、ょ)などは大きい文字で表現、長音は前の文字の母音で表現する。
2バイトJISコードをもとにした順序で移動させる。